マイクロソフト($MSFT):企業情報・株価

  • 2022年5月4日
  • 2022年5月4日
  • MANT

企業情報

歴史

マイクロソフトは、アメリカ合衆国ワシントン州に本社を置く全米最大級のソフトウェア企業です。

1975年にビル・ゲイツとポール・アレンによって創業される。

お金持ちで有名なビル・ゲイツさんですね。

1985年にパソコン用OSのWindowsを開発。

私にとって物心がついた頃からあった「Windows」。
知らない人はいないといっても過言ではないでしょう。

1990年にオフィスソフトとしてMicrosoft Officeを販売。

エクセル、ワード、パワーポイント…。
これがなかったら世の中の仕事や学業ではどうなっていたのかな。

1995年にウェブブラウザのInternet Explorerをリリース。

昔はNetscape NavigatorというWebブラウザが主流でした。そしてIEが主流となり、現在はChromeがトップシェアを誇っていますね。

2001年に家庭用ゲーム機のXboxを販売。2009年に検索エンジンのBingを設立。

うーん、この辺はインパクト薄かったかな。

2010年にクラウドサービスとしてAzureを開始。2015年7月15日Microsoft Edgeを開発、そして展開。

特に2020年コロナウイルス感染拡大でテレワーク化が進み、Azureの威力が再発揮されましたね。当時勤めていた会社でもAzureとオンプレミスのハイブリッドクラウド導入に携わりました。

時価総額

2022年4月時点では時価総額が約2兆ドルを超えました。世界ではApple、サウジアラムコに次ぐ3位となっています。

世界時価総額ランキング

株価

ITバブル崩壊後は長い間低迷していました。しかし、2015年頃から急成長していることがわかりますね。

マイクロソフト株価

2014年にサティア・ナデラ氏がCEOに就任。パッケージソフトからモバイル・クラウド化への大改革したことが再興したきっかけではないでしょうか。現在もクラウド事業が成長しており増収増益を達成しています。

S&P500と比較
S&P500と比較

今年入ってから相場全体が急落したけど、S&P500を大きくアウトパフォームしてるね。

マイクロソフトの強み

パブリッククラウドへの移行

パブリッククラウドとは、企業や個人など不特定多数のユーザに対しインターネットを通じて、

  • サーバ
  • ストレージ
  • データベース
  • ソフトウェア

などのクラウドコンピューティング環境を提供するサービスのことを指します。

パブリッククラウドはデジタル化の推進においてとても重要なインフラです。クラウド事業の成長は他事業の成長を大きく上回っています。

企業によるクラウド事業への投資(水色)と従来のITへの投資(濃い青色)の比較推移
企業によるクラウド事業への投資(水色)と従来のITへの投資(濃い青色)の比較推移

調査会社ガートナー(IT分野を中心とした調査・助言を行う企業)によると、

  • アプリケーションソフトウェア
  • インフラソフトウェア
  • ビジネスプロセスサービス
  • システムインフラ市場

のうち、クラウドに移行可能なカテゴリーを対象とした調査で、2025年にはパブリッククラウドへの企業IT投資が、従来のITへの支出を追い越すと予想されています。

2025年問題(既存の複雑・老朽化したシステムが解消されない場合、2025年以降に最大12兆円の経済損失が生じる可能性がある問題)を控えている中、このようなクラウド事業に期待したいね。

コロナウイルスの感染拡大を経て、企業は新しいビジネスや社会の動きに対応することを迫られています。特にクラウドへのシフトは過去2年間で加速しています。

中小企業もようやくMS365等、クラウドサービスの導入が進んでますよね。

クラウド事業の市場シェア増加

クラウド事業を手がける企業の市場シェアを見るとAWS(アマゾンウェブサービス)が圧倒的ではあるものの、マイクロソフト、グーグルと続いており、この大手3社で全体の約6割を占めています。

クラウドサービスを手がける企業の世界シェア(2021年第1四半期時点)

テクノロジー分野の調査会社であるCanalysによると、2021年末時点のベンダー別のシェアはAWSが引き続き首位を維持しており、そのシェアは33%でした。以下、マイクロソフト(22%)、グーグル(9%)と続いています。マイクロソフトとグーグルがAWSを追い上げており、伸び率ではそれぞれ46%、63%と、AWSの40%増を上回ったものの、AWSのシェアは揺らいでいません。

Salesforceの営業支援システムも成長著しいよね。

クラウド事業で業績が好調

2022年4月26日にマイクロソフトが1-3月期の決算を発表しました。売上高は前年同期比18%増の493億6000万ドル、純利益は8%増の167億2800万ドル、1株あたり利益は9%増の2.22ドルでした。

コロナ禍を経て、出勤と在宅勤務を組み合わせるハイブリッドな働き方が定着しつつある中、企業向けのクラウドサービスに対する需要が堅調で、売上高と1株あたり利益は市場予想を上回るものとなりました。

相場全体の動きの影響もあり、株価は年初来で15%下落しています(2022.05.03現在)。同様にクラウドを手がけるアマゾンが大きくつまずく中、メガハイテクの優等生としてのマイクロソフトの存在感は際立っています。

Amazon($AMZN)は年初来-27%だね…。

安定性を備えたメガグロースの優等生

米国の巨大ハイテク企業は、世界最大規模の企業になってもトップラインが2桁で伸びていくメガグロースです。評価のポイントは、その企業の提供するサービスがデジタル社会のインフラになっていること、そして潤沢な手元現金を持っていることでしょう。

マイクロソフト、グーグル、アマゾンの営業利益率
マイクロソフト、グーグル、アマゾンの営業利益率

マイクロソフトは高い営業利益率という強みも備えています。さらにその営業利益率は上昇傾向にあり、メガグロースの中でも財務的な指標が抜群に安定しています。

利益率圧倒的やんか。惚れ惚れするなぁ。

巨大買収による事業拡大

マイクロソフトは買収も多いです。1994年以降、数多くの買収をおこなっており、2011年にはスカイプ、2016年のLinkedIn(リンクトイン)、2018年のGitHub(ギットハブ)等を買収、2021年末時点の企業買収数は223社です。直近ではゲーム会社のアクティビジョン・ブリザードの買収を発表しました。

マイクロソフトによる年別の買収企業数
マイクロソフトによる年別の買収企業数

アクティビジョン・ブリザードは「Call of Duty」「Warcraft」「Hearthstone」「Diablo」等の人気の高いゲームを抱えている企業だよ。

まとめ

今回はMANT銘柄のうち、マイクロソフト(M)ついて分析しました。いかがでしたでしょうか。

  • S&P500を大きくアウトパフォームしている
  • Azure、Microsoft365といった安定した収益基盤が期待される
  • 世界No.1のAWSに迫る勢いでクラウド事業を拡大している
  • 企業買収で中長期的な成長が見込まれる